日本人があまり知らないこと 4
- junichinakamori
- 2016年2月29日
- 読了時間: 3分

『日本人が知らないこと』 第4話
ダイバーシティーが必要なわけ
日本人は、多様な民族(だった)
日本人のDNA調べると、
日本列島の中でも、
アイヌ民族と琉球民族を除き、
北方民族と、南方民族が混じっていて、
更に、大陸から中華系モンゴル系
東南アジア系民族の混血だそうです。
関東にも、
アイヌ語が訛ってついた地名があります。
そもそも、
混血民族という観点からは、
日本人は、元来多様性民族なんですね~
最近では、
明治維新の時に、
多様な身分や職業だった人達が
政治や外交を行って、
女性も多くの人が活躍しました。
朝ドラや大河ドラマの主人公は
この手の幕末から明治にかけて
大学作ったり、生保会社作ったり、出版社、赤十字・・・・・などなど。
女性が起業して、
今でも続いている会社や団体が
たくさん紹介されてますよね。
これも
ダイバーシティー(多様性の活用)から
生まれた例ですね!
では、
多様性が無いとどうなるの?
江戸時代中期以降や、
戦後55年体制を見ると、
似た現象がありますよね。
前例主義
効率主義
一度決まったら、人もやり方も生活も
同じ方向に皆んなでまっしぐら
実力主義より権威主義の方が、
現状キープするには効率が良いんですね。
高度成長期、
物がバンバンうれた時代は
皆んな同じ価値観で、
同じ方向で、
どーッと爆進するやり方は、
とても合っていたんですね!
小学校から、
黄色い帽子、ランドセル
全員が同じでいることを染みつかせるのは、
とても意味のあることでしたし、
そうでない子供は、
「あいつ、変わってるよな・・・・」
と、大人からも冷遇されたんですね。
ところが、
地球全体では、
安全な車を
どこよりも高品質で
どこよりも安く
どこよりも大量に作る為の
日々の努力
が、報われなくなりつつあります。
レコードやカセットテープや
(きっとこれからはCD、DVDも)
ガラケーみたいに
突然要らなくなっちゃう。
皆んなが普通に
ほぼ全員が使ってたものが、
ある日突然、ほんの一部の人以外は
ぼほ誰もいらないものになっちゃう。
多様性が欠如した組織や国は、
その変化に気付けないので、
全員で、
「ガラケーにもっと機能を付けよう!」とか
「カセットテープの音をクリアに改善するぞ!」とか
一丸となって努力してるうちに、
多様性のあるイノベーションチームの人達が、
iphone発表しちゃうわけです。
更に、その後の生活がゴロっと変化する事にも
全く気付かず、
他社にiphoneの販売権取られちゃうわけです。
これ、
某企業の話じゃなくて、
日本人の殆ど全員の話です。
イノベーション(技術革新の意味ではなく)によって、
新しいアイデアや、
今は想像出来ない様な、新しい未来を創造するため、
世の中に良い意味で大きな変化を起こさないと、
あっという間に
消えちゃう
そういう時代になりました。
このイノベーションを生む源が、
多様性の活用、ダイバーシティー化と
強く関係している。
と言われています。
ものすごく、
ダラダラとした文になりましたが、
必要になった、ダイバーシティー化。
その、第一歩が、
世界的にも優秀な(高等教育を受ける率)
日本の女性の
知恵と発想と能力が
世界並みにでいいので、
とりあえず普通レベルでいいので、
日本の社会に加わってもらう事、
これが、日本の緊急の課題なんですね。
「女性も働かせてあげようではないか!」
と勘違いしているおじさんたちが多いですが、
違います。
全然ご理解されてないです。
「社会参加して下さい。」
なんですね。
「お願いします。(ぺこりん)」
なんですね。
「どうか、ここいらで ひとつ」
なんですね。
参加して欲しいなら、
女性が働ける環境を
整えましょうよ~
これが、
世界でここ10数年間で行われた、
女性の政治・経済参加率の急激な上昇なんですね。
で、
んで、
日本は?
ニッポン、チャチャチャは?
どうなのよ
ということなんです。
続きは、
また今度。
次は、どうして日本女性は社会に出ないのか
です。


























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